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2012.12.06 アルコ編集部


どのタイミングでユーザビリティテストを開始する?:はじめてのユーザビリティテスト第3回

ユーザビリティテスト3回

こんにちは、増森友香です。
さて!ユーザビリティテスト第3回です。私からは、CV改善のためにWEBのご担当者様が自身でユーザーテストを行っていけるようになることを目的に更新しています。1回毎の読み切りではないテーマなので、お時間あるときにでも過去の記事を読んでもらえるとより内容がわかりやすいかと思います・・・。

第3回のテーマは、『いつ、何をテストしたらいいのか?』についてまとめました・・・!ユーザビリティテストの実施はサイトが完成するまで待たなくていいのですよ!その理由はこちらです。

■ユーザビリティテストはいつスタートするか?
ユーザビリティテストを行おうとする場合、多くの方は制作が完了し、正しく機能が動くまで、テストを開始できないと考える傾向にあります。しかし、実際はそうではありません。できるだけ早期にテストを開始することをお勧めします。経験から見ても、深刻なユーザビリティの課題は、早い段階での開発プロセスの中で検出することが可能だと思っています。また、課題がそのままにされたサイトを構築するまえに早期にユーザビリティの課題を解決することは下記のメリットがあります。

・通常よりも簡単に修正が可能
・低コストで修正を行うことが可能

WEBの関係者のみなさんなら容易に想像できると思いますが、全ての仕様決定、機能の実装後に深刻なユーザビリティの課題が明らかになっても修正の時間、コストの関係から、解決にいたらなくなってしまうケースがあります。

このように、重要な課題がすべてサイトが完成した後に見つかるというのは遅すぎる場合があります。1番良くなのは、サイトが完成し、ローンチするまで何も検証せずに待っていることです。理想は、制作プロセスの段階からテストを行っていくことです。

しかし、このように早期にテストを行うという意見には下記のような理由から賛同いただけないこともあります。

・“テストに値するほど十分に出来ていない”
結局サイトが機能しなかったら、人々はどのようにしてそれを利用するんだ?と思う方もいるでしょう。しかしテストの対象は、サイトそのものだけではありません。実際は、初期のデザインのアイディアやラフをユーザーに見せて早すぎることはないのです。

・“ラフの段階すぎて、こんな状態でいいのか”
特にデザイナーは制作が途中のものを人に見せるのは気が進まないことかもしれません。
しかし、ユーザーはラフは初期段階のものを見た際、この後の過程でいずれ変更されるものだという認識があるので、
ラフの状態のものに対して率直なコメントをする傾向にあります。

・“私たちは改善すべき点を知っている。今の段階でユーザーに観察してもらう必要があるのか?”
ディベロッパーやデザイナーはデザインプロセスの中で、当初予定していた成果物よりも良いバージョンのものをいつも頭に思い描いているかと思います。しかし、大抵の場合、ユーザーが課題に直面した様子を見ると制作側は驚きます。それは、制作サイドが想定していた課題点と異なり、ユーザーはこちらが思うような行動を行わないということを知らない場合が多いからです。

■テストを開始時期について
伝えたいことは

『あなたがユーザビリティテストをするのに、理にかなっているだろうと思うタイミングよりも、ずっと早くにスタートしたほうがいい』ということです。

サイト立ち上がりまで『待っている』のはあまり好ましくありません。プロジェクトチームは、ラフ・ワイヤーフレーム・カンプやプロトタイプなどによって制作物を設計しようとします。しかし、その成果物の設計にあたっても既存サイトやカンプなどのテストから学ぶことができるのです。

■サイト立ち上げ前にユーザビリティテストが可能なものとは?
ここでサイト立ち上げ前にテストが可能な対象物を簡単にまとめましょう。

-既存サイト
-競合、他社サイト
-スケッチ
-ワイヤーフレーム
-ページデザイン
-プロトタイプ

ユーザビリティテストと聞くと、完成されたサイトをテストするというイメージですが、制作過程からこれだけテストを行うことも可能です。

■まとめと次回お知らせ

今回の記事でみなさんと共有したい内容を下記にまとめました。

・ユーザーテストは早すぎることはないので、制作過程から行っていくことが理想
・仕様が決まる前に課題を抽出したほうが、修正が簡単にかつ低コストで可能
・テストはサイトが完成する前のラフの段階から実施が可能

次回では、テストに不可欠な準備の1つである参加者のリクルーティングについてご説明します。
お楽しみに!

集客改善、コンバージョン率改善などお気軽にお問い合わせください。

お電話でのご相談窓口はこちら 03-5428-3177

この記事の著者

アルコはインターネットマーケティングのコンサルティング会社です。このブログではインターネットを活用した企業の経営改善に関するノウハウををお届けします。

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