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2012.08.17 


「数打ちゃ当たる」のABテストがうまくいかない理由

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ウェブマーケティングに力を入れている企業の経営層の方々と話をすると、
「うちはとにかくABテストをやって、日々改善してます!」という話をよくお伺いします。

しかし、実際にその企業のウェブマーケターの方に会うと、疲れた表情で、
「確かにテストは毎週やっているが、毎回あまり違いが出ず、成果に繋がらない」
と悩まれているケースが多い印象があります。

このような企業では「下手なテストも数打ちゃ当たる」式の運用改善が、
実は成果アップの弊害になっている
ように思います。

「数を打つ」には時間がかかる。

ウェブマーケティングの魅力は、早く施策が打て、
その結果がすぐに分かる「サイクルの早さ」にあると思います。

しかし、いくら気軽に施策が打てるとはいえ、
実際にテストを行うためには、業務が多々発生します。

企画書作成・コピー作成・クリエイティブ制作・HTMLコーディング・入稿…
という実作業に加えて、これらを円滑に回すためのコミュニケーションコストもかかります。

また、そもそもウェブ業界はまだまだ未成熟な産業であり、
働いている人たちは定常的に労働過多な状況にあります。

「学ばずに進む」から、成長できず、成果も出ない

このような状況で「数」を重視したテストを行うと、結果をふり返る時間がありません

ふり返りががないと、学びが得られません。
「結局、何がよかったのか?」という因果律も分かりませんし、
「その結果、何が言えるのか?」という新しい仮説を得ることもできないのです。

学びが得られないと、当然ながら知見も貯まらず、成長できません。

成長をしていない状況で、新たな施策を考えても、
これまでの結果を大きく超えるような成果は望むべくもありません。

このように「とにかく施策を打つ」ことがルーティン化した現場では、
数は打つのに効果が出にくく、「何をやっても変わらない」という徒労感に見舞われ、
現場の志気が失われる悪循環に繋がってしまうのです。

「結果に学ぶ習慣」を身につけることが、成功に繋がる。

このような状況を打開するためには、
「結果をふり返り、学び、次に繋げる」という流れを作ることが重要です。

「どれだけ多くの施策を打ったか」ではなく、
「打った施策から、どれだけ多くの学びを得られたか」という姿勢・習慣を徹底することで、
チームのウェブマーケティング力は飛躍的に向上し、
イキイキと活力とやる気に満ちた現場になるのではないでしょうか。

…と、私個人の経験や身の回りの出来事から、徒然に考えを整理してみましたが、
皆さんはどう思われますでしょうか?
ぜひ皆さんの経験やふり返りもシェアしていただけると嬉しいです!

 

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この記事の著者

黒須敏行

コンサルタント

女性向けポータルサービスのPVを30万から150万へ改善、リサイクル会社の新規事業の年商を新たに2億創出、賃貸オフィス仲介会社の反響数3倍改善などの実績があります。検索流入数とコンバージョン率の改善が得意です。

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