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2013.01.17 アルコ編集部


参加者のリクルーティングについて【後篇】:はじめてのユーザビリティテスト第4回

こんにちは!アルコの増森友香です。

さて、前回に引き続き今回は参加者のリクルーティングについて【後編】です。後編では、実際にどのように参加者のリクルーティングを進めるのかについて説明したいと思います。

■リクルーティングの対象はどこにいるのか?

テストへリクルーティングしたい対象が決まったら、次は、リクルーティングしたい人物ががどこにいるのか考えないといけません。1番のおすすめは、実際のサイトを利用してるユーザにテストに参加してもらえるように、サイトのアクセス時やページを離れる際にポップアップを出したり、サイト上にリンクを貼るなどしてお知らせすることです。

もし、あなたが特に条件を指定しておらず”誰か”を探している場合は、友人や家族、近くにいる方々で考えるのもよいです。その他、絶対に外部の人でないといけないわけではないので、大きな会社でお勤めをされている場合には、職場の方をテストするでも問題ありません。規模の大きい組織であれば、リアルユーザに近いプロフィールの人やそうでない人も見つけやすいでしょう。

職場で会ったり、連絡のやりとりや調整もしやすいでしょうし、きっと協力もしてくれるはずです。しかし職場の方にお願いする場合には、気を付けなければならないことが1点だけあります。社内の方は、テストされるサイト、モノに対して、多くを知りすぎている場合があります。よって、リクルートできる対象の部署はまったく異なる製品や部門、管理スタッフ、受付、金融の人々や人事に携わる人といったように、選ぶ必要があります。

その他、テスト対象の特定のタイプの人を見つけることに苦労している場合は、リモートテストを行うことを検討しましょう。これであれば、”近くに住む人々”から、“ネットを利用している人”という風に、条件をかなり緩められるので、はるかに容易に募集をかけられるようになります。

■案内を出そう

リクルーティングしたい対象をどう見つけるか決定したら、テストの案内を出す必要があります。この連絡では下記の内容を確認しましょう。

・スケジュールを確認し、当日テスト可能かどうかを聞く
・あらかじめ設定したリクルーティングの条件を満たすかどうかを確認
・テストの概要を説明し、問題ないか確認(例:今回、1時間WEBサイトを利用してもらい、その様子を録画させてもらいます。)
・テスト参加者として適切か確認(問題なくコミュニケーションがとれるか。)

■案内後のフォローアップ

案内を出し、リクルーティング対象の目途がたったら、案内の内容をメールで確認しましょう。その際は、テストはいつ・どこで・何をするのかといったことも合わせて伝えましょう。

・テストの概要
・テストの開催日時
・テストの実施会場
・テスト進行担当の連絡のつく電話番号
・機密保持契約が必要であれば送付

またテスト前には、リマインドの連絡をしましょう。

■謝礼をどうするか?

テスト参加者への謝礼についても考える必要があります。たとえば公務員のような人々は、テスト参加者として参加しても、何かを受けとることは許されません。またサイトやサービスのファンであれば、いちユーザーとして関われることに喜びを感じてくれる場合もあります。そういった場合は謝礼ではなく、心のこもったお礼状やTシャツやマグなどノベルティでも良いでしょう。

典型的なインセンティブとしては、1時間のテストで4000円くらいの謝礼が平均のように思います。しかし、この支払い方法もそれぞれ問題を抱えています。もしあなたが人々にキャッシュでお支払するなら、予算をとり現金を用意し、現金領収書を得る、というように作業が必要です。
一番シンプルで使い勝手がいいと思うのは商品券を利用することです。社内処理もトラブルが少なく、もらった本人も利用しやすいです。

■その他の準備は、代役を用意すること

テスト参加者と事前に連絡のやりとりでコミュニケーションを取っていても、何等かの問題でテスト当日にキャンセルが起きる場合があります。
人数が不足すると、テストの信憑性はもちろんですが、特に社内の観察予定の関係者たちの気持ちは落ち込むでしょう。これを避けるために、代用の人を用意しておく必要があります。この場合は、2つ方法で用意することができます。

・とにかく近くいる人にお願いをしておく

あなたと同じビルで働く違う会社の人や他の部署の人へ声をかけておくことです。しかしその場合は、ターゲットとまったく同じという人を見つけるのは難しいです。

・遠隔でテスト可能な実際のユーザー

設定した条件に近い人にお願いしたい場合は、遠隔テストを行いましょう。

このような準備によって、欠員が出ないように注意する必要があります。

さて、ここまでがリクルートに関する内容です。リクルートは、たしかにリアルユーザやターゲットに近い人でも良いですが、そこにこだわりすぎる必要はありません。関係ない人でもテストは十分有効です。リクルーティングは少し手間がかかりますが、自分たちで行う場合はこだわりすぎず、自社のサイトや社内外の人脈を活用しましょう。次回はテストに必要なテストのタスク設定の仕方についてご説明します。
お楽しみに!

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この記事の著者

アルコはインターネットマーケティングのコンサルティング会社です。このブログではインターネットを活用した企業の経営改善に関するノウハウををお届けします。

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