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2013.02.15 アルコ編集部


誰でも出来るユーザビリティテスト当日の流れ~見学者の役割編~:はじめてのユーザビリティテスト第7回

こんにちは!アルコの増森友香です。

さて、第6回ではユーザビリティテストを実施する際のテストの流れについてご説明しました。進行役の立場からテストの流れを見ていきましたが、今回はテストの見学者の役割や見学者のための準備についてご説明したいと思います。

前提として、ユーザビリティテストを実施する場合は、多くの人を巻き込んでやるのがお勧めです。デザイナー、エンジニア、企画編集者などサイト関係者には、別室にてテストを見学してもらいましょう。その理由は下記の通りです。

■百聞は一見にしかず

ユーザビリティテストに懐疑的な人たちも、実際のテストの様子を見ると、その価値に気づくと思います。なぜなら、ユーザビリティテストによって、ユーザはサイト制作関係者とは全く違ったサイトの使い方をしていることに気づかされるからです。サイトの開発に携わる多くの人は、ユーザーが自分たちと同じようなサイトの使い方をしていると思い込んでいます。

これに気付くことで、ユーザとの関係を見直し、良いディベロッパー、デザイナー、マネージャーへと変化していくのです。またこれには録画されたものを後から見るのではなく、ライブで体感したほうがその感動は大きいです。スポーツも生で見るのと録画したのを見るのとでは興奮が違うような感覚と同じようなものです。

 

■見学者ってどこまでの立場の人を集めればいいの?

毎月のユーザビリティテストを始める場合、どこまで人を巻き込んでいくのか悩むかもしれません。しかし答えはシンプルで、『全員』です。全員が出席すればいいと思います。

テストに興味がある、もしくはデザインやコンテンツに影響を及ぼしたデザイナー、ディベロッパー、プロダクトマネージャー、あなたの上司、マーケティング担当、ライター、エディター、その他すべての関係者の方に集まってもらいましょう。

もし関係者の多くがテストを見学できないとすると、テスト結果を共有するためにはテストレポートや発見点動画編集などに多大な時間を浪費することになります。

専門家に外注する場合はともかく、業務をこなしながらテストを行なっている皆様に、そんな時間は取れないはずです。また、テストを見学し、熱が温まった状態ですぐにディスカッションを行うことで、新たなブレイクスルーに繋がるケースも多くあります。

 

■テストの観察者たちは何をするのか

見学者がやることはすごくシンプルです。

・テスト観察で不備がないかを確認してもらう(映像、音声など)

・テスト中の気付きをメモする。

・協力者に追加で質問したい内容を考える。

この3点を実行してもらえれば十分です。

 

■見学者の会議室の準備

基本的には別室で、見学者たちはテストの様子を観察するため、音声が聞こえるような設備の用意が必要です。用意するべき備品は下記の通りです。

・インターネットの利用が可能なPC

・スカイプ

・スピーカー(※パソコンの音量が小さい場合)

・録画ソフト(※画面の録画が必要な場合)

また、仮に複数の会議室の用意が難しい場合、1つの会議室でもテストは可能です。その場合は、「テスト進行役」と「協力者」がパソコンの前に座り、「見学者」はその後ろで様子を観察することになります。

 

■モニターズガイドでスムーズに運営しましょう!

テスト当日、進行役は忙しくなると思うので、別室で観察している見学者たちが困らないようにガイドをつくって設置することをお勧めします。

ガイドの例:

ユーザビリティテストにご協力いただきましてありがとうございます!

テスト参加者と別室にいるため、スムーズにこちらの調査観察室が問題なく進むようガイドを用意しました。下記がお願い事項になります。

①手元の資料を確認ください。

【資料内容】

-テストの目的の確認

-テストのスクリプト

-タスクの記載されたシナリオ

②テストの様子を観察するための、インターネットの利用や音声に問題ありませんか?

もし問題があって、直らなかった場合は内線で私宛に電話をください。テストを中断し、こちらに向かいます。

③テストが完了したらすぐに最も課題と思われる点を3つあげてメモしておいてください。

見学者用のガイドに関しても、上記のような簡単なもので構いません。

以上がユーザビリティテストの実行の際の見学者の準備と役割についてです。かなりシンプルだと思います。ポイントをまとめます。

さて、ここまでがユーザビリティテスト当日の流れ~見学者の役割編~です。実際のテストの進行役と見学者の役割、またそれぞれお必要な準備内容を知っていただけたかと思います。

次回は、このテスト結果をどうまとめていくのか、ディスカッションの進め方についてご説明したいと思います。それでは第8回をお楽しみに!

 

 

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この記事の著者

アルコはインターネットマーケティングのコンサルティング会社です。このブログではインターネットを活用した企業の経営改善に関するノウハウををお届けします。

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